「旅行をする」と考えた時、大別して2つの方法があります。
ひとつは旅行代理店などが販売(参加者募集)する「パッケージツアー(以下:パックツアー)」と、個人が自由に出かける「フリーツアー」です。いわゆる「個人旅行」と呼ばれるものですが、フリーツアーでも目的地や宿泊場所を自分で決めれば、その手配は、個人が直接行わなくても、旅行代理店に行って手配してもらえます。
では、2つの旅行のメリットとディメリットを考えてみましょう!

まずパックツアーのメリットです。
多くの場合、パックツアーは、費用・出発日・日程・宿泊場所・交通手段などがすべて決まった商品として販売(参加者員募集)され、中には添乗員が同行する商品もあります。海外旅行をするなら、言葉や地理の不安もなく、非常に安心して出かけられる旅と言えるでしょう。もちろん、飛行機の搭乗手続きや、現地での交通手段、宿の手配などの心配もなく、現地でも主要な観光地を合理的に巡れるよう、万全の体制ですから、とても便利な旅行です。また国内旅行のパックツアーも、数日間の旅を安心・気軽に楽しみたい方にはおススメです。
一方、ディメリットとしては、パックツアーは、一定数の参加者を募集するため、必然的に参加者が一緒に行動する団体旅行になるケースが多くなりますし、観光地の見学時間なども決められてしまうため、自由度があまりありません。団体旅行が好きでない方には、不向きな旅行と言えるでしょう。中には、旅をするのではなく、旅をさせられているという感覚を抱く方もいるはずです。

次に、フリーツアーのメリットです。これは、まさにパックツアーとは反対の状況です。 つまり、パックツアーのメリットがディメリットになり、ディメリットがメリットになるということ……何だか分かりにくい説明ですが、そんな状況です。
ちなみに「フリーツアー」は、行先(目的地)も交通手段も宿泊もすべて自分で決め、プランができたら、電話やネットなどで交通手段や宿の手配をする旅(手配は旅行代理店でもOK)です。つまりフリーツアーの最大のメリットは、自由に旅ができるという点です。
ただし近年では、行先の往復航空券とホテルやレンタカーがセットになった、パックツアーとフリーツアーの中間のような旅行商品も登場しています。
旅慣れた方なら、ご自身で旅プランの立案はもとより、交通手段・宿などの手配もできるでしょう。また、目的地(たとえ複数個所でも)さえ決まっていれば、旅行代理店に相談し、それらを巡る個人旅行を手配してもらうこともできます。

こうして「パックツアー」と「フリーツアー」を比較してみると、「海外旅行ならパックツアーもいいけど、国内旅行で自由度がないのは……」と感じる方も多いのではないでしょうか。とくに退職された方などの場合、職場の慰安旅行や仲間との旅、さらには連休や有給休暇を活用したパックツアーに行かれた方も多いはず。そんな方の中には、「団体で動き回る旅よりも、個人で自由に動く旅の方が良い」と思われる人も多いはず。また、「在職中に家庭を守ってくれた妻に、感謝の意味も込めて夫婦二人でゆっくりとゴージャスな旅をしたい」と思われている方もいらっしゃるでしょう。

飛行機のビジネスクラスやファーストクラスで行き、一流ホテルに泊まる海外旅行は、もちろんゴージャスな旅ですが、費用面を考えると、よほど経済的に豊かなご夫婦は別としても、お二人で毎年出かけるというわけにはいきませんね。そこで、「豪華な国内旅行」を考えてみましょう。
国内旅行でも、ゴージャスとなれば、費用面での負担は大きくなります。旅行代理店に行けば、結構豪華なパックツアーも数多くありますが、「夫婦二人で団体旅行に参加するのはちょっと……」と思う方もいらっしゃるはずです。
そこで、ご夫婦二人で旅に出る豪華な国内フリーツアーを考えてみてはいかがですか?
「でも、どこに行って、どこをどう巡ればよいか分からないからパック旅行を選ぶんじゃないか」と思われる方も多いでしょう。その通りです。フリーツアーの最大の問題点は、「旅のプランを自分で立てられるかどうか……」にあります。
そこでおススメするのが、「自由度の高い半オーダーメイドのゴージャスな国内旅行」であり、費用面でもお二人で20万円程度におさえる5日間の国内旅行です。

半オーダーメイドとは、簡単に言えば、半分フリーの個人旅行のことです。つまり、旅のコンセプトや移動手段・時間や宿泊地は決まっていても、宿泊先や旅の行動(時間も含め)はご夫婦二人で管理する旅のこと。そして、ゴージャスという観点からは、JRのグリーン車をフルに活用し、費用面も5日間でお二人あわせて20万円程度でおさえられる旅です。
これぐらいの費用なら、毎年出かけられますね。そんな、半オーダーメイドの旅に興味がある方は、本サイトのコンテンツをご覧ください。ご夫婦の新しいゴージャスな旅、そして、達成感と知的好奇心を満足させる旅が、きっと見つかるはずです!

参考リンク