旅の特色とあらまし
日本の庭園は世界的に高い評価を受けています。西洋の庭園が左右対称に植物を配置し、敷地の中で完成された人工的な美しさを求めるのに対し、日本庭園は木や石や水を可能な限り自然にある姿で配し、ときには敷地外の自然の風景までを借景として取り入れます。そして、木々は育ち、土地は苔むすといった経年変化を愛しむのも日本庭園の味わいです。
国内には多くの庭園があり、それらの中でも特に造形が美しい庭園や、時の領主が贅を尽くして作庭した庭園を「名園」と呼び、多くの観光客が訪れています。
今回のプランは、それら全国の名園の中から「日本三名園」と言われる「偕楽園(水戸市)」「兼六園(金沢市)」「後楽園(岡山市)」に加え、四国の名園として知られる「栗林公園(高松市)」を加えた4つの庭園を5日間で巡り、日本庭園の造形美と、そこに佇む悠久の時空を味わうグリーン車の旅です。